私は生まれつきの脳性小児麻痺です。父親と母親の深い愛情を受けて生きてきました。
小学校は養護学校で自分の障害を意識したことはありませんでした。 病弱で、幼稚園は1年間で1か月も行けませんでした。 だから、あまり記憶もありません。
中学はそのまま特別支援学校に上がりましたが、このままでは将来が不安になり、1年生の時の自分から地元の中学に行きたいと
先生に願い出て中学1年生を2回行くことになりました。
学校に行くと私の身体が変とのことで、クラスメートから"注目"を集めました。
心無い人はいじめ、「きもー」と言われ、初めて自分が「障害者」であることを意識しました。
毎日毎日いじめられ学校に行くのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。8歳年下の妹が朝一緒にテレビを見て頑張ろうと思い学校へ行きました。
人間は良いことも悪いことも時間が経てば忘れます。しかし、いじめられた記憶はいつまでも消えません。
学校に行くのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。
あまりの辛さに3学期に特別支援学校に戻ろうと思い、先生に相談しました。勉強もついて行けず、何のために学校に行くのかわかりませんでした。
テストで、何も書けないのでオール間違いで「オッペケペー」と変なあだ名をつけて笑われたりもしました。
特別支援学校とでは学力が全然違ったと思いました。
そういった日々を過ごす中、ある先生が「クラブ活動をしてみては?」と声をかけてくれました。 体育系のクラブであればついていけるような気がしたので陸上部に入部しました。 体育会系のクラブは練習に集中してすごく居心地が良かったです。
2年生になってからのクラス替えで、今までいじめていた人とも違うクラスになり、陸上部にも学年の中心になるような子が入部し、 親友になり、私はいじめられなくなりました。
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